栄養療法を妨げる3つのハードルと解決法
多種類のサプリメントを使い分ける個別化栄養療法における問題点とその解決策
サプリメントの在庫問題
栄養療法は個別化医療です。
人によって足りない栄養も、栄養不足になっている原因も全く異なりますから、検査をしてそれぞれの人に適した栄養素を摂るのが栄養療法の基本です。
ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ハーブ、乳酸菌、消化酵素、など、栄養療法を始めるためには多くの種類のサプリメントを揃えなくてはなりませんが、クリニックに全てのサプリメントの在庫を置くのはお勧めしません。
消費期限が短い
サプリメントは食品です。有効期限は薬に比べて短く、期限が切れたら使用できません。
季節や流行、患者さんの健康状態で需要は変動するので、そこをきちんと読み切れないまま、仕入れを行うと過剰在庫や欠品のリスクがあります。
スペースを占有してしまう
スペースの確保も馬鹿にならない問題です。とにかくサプリメントの種類が多いので、本気で在庫を考えるなら専用の倉庫が必要です。その際は温度や湿度の管理をすべきです。乳酸菌など温度に敏感なものは冷蔵庫が必要かもしれません。在庫のためのコストはかなり負担が大きいのが現状です。
ドクターズレシピでは栄養療法に使用される高品質サプリをフルラインナップしています
サプリメントの買い方を教えるのが大変
サプリメント各社はダイレクト販売サービスを行っていますので、それを使うことで在庫なしで販売できます。患者さんにクリニックの紹介コードを使って買ってもらうと紹介料が入ってくる仕組みです。
通常、栄養療法のサプリメント紹介には複数の会社のサプリメントを使うことになります。なぜなら、乳酸菌が得意な会社・容量が多い会社・コストパフォーマンスに優れた会社など様々あることに加えて患者さんの要望もあるからです。
複数のサプリメント会社のダイレクトサービスを使うということは、その分紹介するウェブサイトも増えます。紹介しても、うまく買えずにお問い合わせ頂く患者さんも少なくありません。
「A社のサプリはここ、B社はここ、C社はこちらから買ってください。D社のサプリと薬は当院でお出しします。」実は、栄養療法クリニックのスタッフが一番時間と手間がかかるポイントがここなのです。
ドクターズレシピを使用すると
1回の操作で複数の会社のサプリメントを使用したレシピを作成し、
患者さんに送ることができます
サプリメントの飲み方指導をする人がいない
栄養療法では、「このサプリは1錠ずつ朝、昼、晩に飲んでください。こちらは寝る前に飲んでください。」のようにサプリメントを薬のように扱います。
しかし、保険適応の薬と違い、栄養療法は薬の様に処方箋をまとめてくれたり、内服指導をしてくれたりする専門の人はいません。
飲み方指導はサプリメントを紹介をするドクター自身が行わなければならないのです。専任のスタッフを雇っていないドクターとってはここも大きなハードルです。
ドクターズレシピを使用すると
飲み方を詳しく記した処方箋を簡単に作成することができます
先生の栄養療法を総合的に支援します
ドクターズレシピは、栄養療法の処方箋と生活習慣改善アドバイス、複数の会社のサプリメントの一括注文システムが一緒になった、総合栄養療法外来支援アプリです。
ドクターの雑務を軽減し、患者さんにわかりやすい情報を届けることで、ドクターと患者さんのコミュニケーションを高めるのに貢献します。
サプリメントの在庫が不要
医療グレードのサプリメントをフルラインナップで揃えています。
サプリメントの飲み方指導も不要
ドクターズレシピで指定した飲み方が全てメールで送られます。処方をプリセットすることも可能です。
サプリメント販売サイトの紹介も不要
ドクターズレシピで処方すると各社からダイレクトでサプリメントが発送されます。
食事指導やエビデンスを添付できます
管理栄養士による食事指導や典型的なサプリメントの組み合わせエビデンスを添付することができます。
栄養療法になくてはならないツールです
ドクターズレシピは、複数のメーカーのサプリメントを同時に扱うことができ、それぞれの飲み方を細かく指示することができます。患者様もこの方がわかりやすいようで、お問い合わせも減り、私やスタッフの負担が相当減りました。
また、サプリメントが切れたときに患者様ご自身で注文頂けますし、自分に合うと思ったものをご自身の選択で買っていただくことでクリニックの収益も上がりました。
ぜひ多くの先生にお使い頂きたいと思います。
- 篠原岳先生 / 東京原宿クリニック院長